【初心者必見】アロマを使う前に知っておくべき!精油とアロマオイルの違いについて
少し前に、アロマってどんなものなのか?ということを記事にしたことがあります。
アロマテラピーについての概要みたいな記事になっていますので、よければこちらも読んでいただけたら嬉しいです(^^)
今日は、アロマ(精油)を初めて使う方向けに、
アロマを使うなら知っておきたい精油とアロマオイルの違いについてまとめてみました。
精油とアロマオイルの違いについて
アロマテラピーで使われる香りの液体は
精油、またはエッセンシャルオイルと呼ばれます。
アロマオイルという名前の方が聴き馴染みがあるかとは思いますが、このブログで度々書いているアロマとは、精油のことをさしています。
(精油とエッセンシャルオイルは同じものをさします)
それでは、精油とアロマオイルの違いとはなんでしょうか?
今日はこの精油について、ブログを書いていきたいと思います(^^)
精油とは?
精油は、植物からとれたものをさします。
100%植物由来の成分でできています。
アロマテラピーの協会、日本アロマ環境協会(AEAJ)では、精油をこのように定義しています。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。
日本アロマ環境協会のHPより引用
たとえば、ラベンダーの精油なら、ラベンダーの花や葉から抽出することができます。
acworksさんによる写真ACからの写真をお借りしました。
植物によって精油がとれる場所は変わります。
そして、アロマテラピーで使われる精油とは、この100%植物由来の成分のものに限ります。
じゃあアロマオイルって何?
対して、百円ショップや雑貨屋さんで、アロマオイルと書かれたものを見かけますよね?
これは、人工的に香りを合成したものや、精油を他のオイルなどと混ぜて作ったものが多いです。
100%植物由来で、他のものを何も混ぜていないものだけが精油(エッセンシャルオイル)と表記できるため、アロマオイルと書かれているものは100%植物由来ではないということになります。
アロマテラピーで用いられるのは、精油のみです。
香りを楽しむだけの使い方(例:玄関の芳香剤など)だったら、どちらを使われても構いません。
ですが、香りのもつ効果を利用したい!体質改善をしたい!という場合は、アロマオイルではなく、精油を使うようにします。
何故かというと、“精油”の効果は、どの成分をどのくらい含んでいるかによって決まっており、それは科学的に解明されています。
ですが、合成で作られた“アロマオイル”が体にどう効果を及ぼすかはわかってません。
つまり、香りの効果は期待できません。
そのため、アロマテラピーでは必ず精油を使用します。
精油の見分け方
いざアロマテラピーを始めようとするときに、精油とアロマオイルを間違って買わないようにしたいですよね。
そこで、精油とアロマオイルの見分け方や、精油の基本知識について書いていきます!
精油にはいくつかの特徴があります。
その特徴を知ることで、迷わずに精油を買うことができます!
精油の特徴1)学名が書いてある
精油は、100%植物由来です。
そのため、精油には必ず元の植物の学名が書いてあります。
赤矢印のところに書いてあるものが学名になります。
<ラベンダー精油の学名>
Lavandula angustifolia
まず、その商品に学名が記載してるかどうか、確認してみましょう。
また、その他にも
・産地(どこの国でとれたか)
・抽出方法
・使用期限
・ロット番号
などが記載されています。
精油の特徴2)遮光瓶に入っている
精油は、遮光瓶とよばれる容器に保存されています。
これは、紫外線等の影響による品質の変化を防ぐためです。
また、精油はプラスチックを溶かすことがあります。
そのため、プラスチック容器に入っているものは、アロマオイルの可能性が高いため、遮光瓶に入っているものを買いましょう。
遮光瓶には色がいくつかあります。
・茶色
・青色
・緑色
主にこの3色になります。
茶色が一番精油の保存に適しているため、おすすめです。
精油の特徴3)主に専門店で購入できる
一部の精油は、LOFTなどの健康グッズコーナーで購入することができますが、大半は専門店で購入します。
たとえば、福岡では
・生活の木(天神VIORO、博多阪急など)
・ニールズヤードレメディーズ (JR博多シティ)
などがアロマの専門店になります。
また、Brest.でも取り扱いがありますので、お越しになられた際は香りを確かめていただくこともできます(^^)
精油の基礎知識について
見分け方のところと少し被るところもありますが、もう少し精油について書いていきます。
精油の基礎知識1)揮発性を持っている
精油は、揮発性といって、ふたを開けたままにしておくと、常温でも蒸発してなくなってしまいます。
また、精油は酸化しやすくもあります。
酸化してしまうと品質が劣化して、アロマテラピーとして使えなくなってしまうため、なるべく酸化しないように注意する必要があります。
そのため、使用後は必ずふたを閉めて保管するようにしましょう。
精油の基礎知識2)油に溶けやすく、水に溶けにくい
精油は、親油性といって油に溶けやすい性質をもちます。
その反面、水には溶けません。
アロマをお風呂に入れて楽しむ方も多いですが、お風呂で使う際は湯船に直接精油を垂らすのは危ないです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
アロマで快適なバスタイムを過ごす前に読んでおきたいアロマの使い方
精油を使う際は、原液のままでは使わないようにしましょう!
精油の基礎知識3)保存場所は冷暗所に
いくら遮光瓶に入っているとはいえ、直射日光のあたる場所での保存はNGです。日光のあたらない、冷暗所に保存しましょう。
冷暗所とはいえ、冷蔵庫はおすすめしません。
1.食べ物に匂いがうつる
2.出し入れする際の温度変化が大きいため、劣化しやすい
3.誤飲が起きる可能性がある
以上の理由があげられます。
また、お子さんがいらっしゃる家庭では、お子さんが間違って飲んだりしないように、手の届かないところに保存しましょう。
精油は原液/飲用では使用しないこと!
時々、このアロマは原液で使えます!と書いているものを見かけますが、原液で使うのはアロマの勉強をしてからにした方がいいです。
理由としては
・日本では精油は雑貨扱いである
(肌に使っていいものではない)
・精油はプラスチックを溶かすことがあるくらいなので、ものによっては刺激がとても強いものがある
・原液で使っていいケース、ダメなケースは自己判断が必要
ということがあげられます。
また、飲用についてはもっと気をつける必要があります。
というか、個人的には飲用はおすすめしません。
精油の引用に関してはまた改めて記事にしたいと思いますが、健康包括支援協会代表の軍場 大輝先生のブログ、
男がアロマで何が悪い!?
にわかりやすい記事がありましたのでシェアします。
飲める精油はあるのか?
(アメブロにとびます)
アロマテラピーは、精油を活用することで心身の不調を改善したり、精油のもつ効果を利用してよりよい生活を送ることが目的となります。
そのためには、
・どうしたら精油を活用できるのか?
・何をしたら危険な使い方になるのか?
を、学ぶ必要があります。
精油の使い方については、3つの記事にまとめていますので、そちらをご覧ください(^^)
今回、アロマテラピーで使う精油とは何か?アロマオイルとの違いは何か?ということについて記事を書きました。
次回は、精油の注意・禁忌事項と、危ない使い方について記事にしたいと思います。
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