アカマツ・ヨーロッパ精油の特徴と効果|嗅覚反応分析|メディカルアロマ
アカマツ・ヨーロッパ精油について
アカマツ・ヨーロッパは、古代ギリシャ時代から感染症に使われてきた歴史があります。
特にコーチゾン様作用を持っている数少ない精油のため、メディカルアロマでも重宝します。
アカマツ・ヨーロッパの特徴
アカマツ・ヨーロッパは森林の空気に含まれるピネンを主成分とするため、部屋の中で森林浴を楽しむことができます。
アカマツ・ヨーロッパには、いくつかの呼び名があります。
アカマツヨーロッパの別名
パイン
スコッチパイン
パインニードル
オウシュウアカマツ
また、
- マウンテンパイン
- ブラックパイン
など、同じマツ科の精油も存在します。
ですが、種類によっては刺激が強いものや、同じアカマツヨーロッパでも抽出部位によって品質が悪いものがあります。
そのため、学名や抽出部位を確認する様にしましょう!
アカマツ・ヨーロッパ精油の基本情報
名前 | アカマツ・ヨーロッパ |
嗅覚反応分析での分類 | 右下 |
学名 | Pinus sylvestris |
科名 | マツ科 |
抽出部位 | 針葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な成分 | 炭化水素類 α−ピネン β−ピネン など |
注意事項 | 特になし。 |
アカマツ・ヨーロッパ精油の薬理作用
代表的なもの、評価が高いものを書いています。
主な薬理作用 | 薬理作用の詳細 | 評価(最高☆5) |
---|---|---|
コーチゾン様作用 | 副腎皮質ホルモン(コーチゾン)が分泌された時と同じ状態にする働き | ☆☆☆☆ |
鎮痛作用 | 痛みを和らげる働き | ☆☆☆ |
去痰作用 | 痰を排泄して解消する働き | ☆☆☆ |
バルサミック作用 | 感情を落ち着かせ、痛みを和らげる働き | ☆☆☆ |
発赤作用 | 皮膚の発赤を引き起こす働き | ☆☆☆ |
殺菌作用 | 細菌を殺す働き | ☆☆☆ |
抗菌作用 | 最近による感染を抑制する働き | ☆☆ |
その他の作用
抗真菌作用
血圧上昇作用 など
参照:嗅覚反応分析士 入門講座テキスト
アカマツ・ヨーロッパ精油の禁忌・注意点
用法用量を守れば、特になし
使い方・アドバイス
アカマツ・ヨーロッパ精油の特徴は、コーチゾン様作用!
コーチゾン(ステロイドホルモン)と同じような働きが期待できます。
- 副腎の不調
- アレルギー
- アトピー性皮膚炎
- リウマチ、関節炎
- ストレスによる精神的疲労
- 喘息や気管支炎等の呼吸器系疾患
など、幅広いトラブルに効果が期待できます。
嗅覚反応分析でのアカマツ・ヨーロッパ精油
嗅覚反応分析的分類では、右下分類となります。
そのため、右下が少ない人にアカマツ・ヨーロッパ精油がおすすめになります。
右下が少ない人の特徴
こちらにまとめています。
※ 全員に当てはまるわけではありません。
【嗅覚反応分析:右下用】症状別メディカルアロマレシピ
嗅覚反応分析の結果、右下が少ない人にオススメな症状別アロマレシピを紹介します(^^)
<レシピ>
- アカマツ・ヨーロッパ精油 5滴
- ティートゥリー精油 10滴
- バルサムモミ精油 10滴
- ブラックスプルース精油 5滴
- ローレル 5滴
- キャリアオイル 10ml
<使い方>
1日の使用回数:3回
1回の使用量:3〜5滴
使い方:腰回りに塗布
<注意>
アレルギーを示すことがあるのでパッチテストを必ず行う。
<レシピ>
- アカマツ・ヨーロッパ精油 5滴
- ブラックスプルース精油 10滴
- ローレル精油 5滴
- キャリアオイル 10ml
<使い方>
1日の使用回数:3回
1回の使用量:3〜5滴
使い方:腰回りに塗布
<注意>
アレルギーを示すことがあるのでパッチテストを必ず行う。
<レシピ>
- アカマツ・ヨーロッパ精油 20滴
- ティートゥリー精油 10滴
- ユーカリ・ラディアタ精油 10滴
- ラヴィンツァラ精油 10滴
- キャリアオイル 10ml
<使い方>
1日の使用回数:3回
1回の使用量:3〜5滴
使い方:みぞおちに塗布
<注意>
特になし。
※ メディカルアロマレシピを作成するときは、精油の品質に注意しましょう。
※ 精油の使用は自己責任です。持病がある場合等はかかりつけ医にご相談ください。
終わりに
メディカルアロマでは重宝する一品のアカマツ・ヨーロッパ。
特にこの香りを
コメント